クリスマスで最も幸せな人、マリア

 今朝、外を見ると、雪が10cmほど積もっていました。水分をしっかり含んだべた雪で、雪かきも一苦労でした。午後には雨に変わり、時折、雲間から太陽が顔を出していました。明朝、凍結していなければいいのですが…


 さて、今年もいよいよクリスマスまであと6日となりました。クリスマスは温かい光に包まれ、人々の喜びと笑顔に満ちているイメージがありますが、クリスマスで最も幸せな人とはどんな人でしょうか?

 真っ先に思いつくのが、イエスさまの母となったマリアです。世界に唯一、救い主の母となる特権を得たマリアほど幸せな人はいないだろうと思います。マリア自身、救い主を身ごもった時、次のように主を賛美しました。


■ ルカの福音書 1:46-48(新改訳2017)

1:46 マリアは言った。

  「私のたましいは主をあがめ、

1:47 私の霊は救い主である神をたたえます。

1:48 この卑しいはしために

  目を留めてくださったからです。

  ご覧ください。今から後、どの時代の人々も

  私を幸いな者と呼ぶでしょう。


 自分のことを幸せ者だと言える人は、本当に幸せだと思います。マリアは自分のことを知った人々が、「私を幸いな者と呼ぶ」と言いました。実際、マリアの親戚のエリザベツは、マリアに対して次のように言っています。


■ ルカの福音書 1:45(新改訳2017)

1:45 主によって語られたことは必ず実現すると信じた人は、幸いです。


 ここにマリアの幸せの秘訣があります。マリアが幸せになれたのは、救い主の母に選ばれたからですが、そのためにマリアが神のことばを信じたからなのです。


■ ルカの福音書 1:37-38(新改訳2017)

1:37 神にとって不可能なことは何もありません。」

1:38 マリアは言った。「ご覧ください。私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように。」


 こうして、不可能な現実に対して、全能の神さまを信じたマリアは、神のことばどおり救い主の母となり、最も幸せな人となることができたのです。

 このクリスマス、私たちも神のことばを信じて、最も幸いな人となることができますように。クリスマスの祝福をお祈りいたします。God bless you!

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