特別展示「杉原千畝展 ー暗闇に光を灯した人ー」開催のお知らせ。
杉原千畝(1900-1986)という日本人をご存知でしょうか?
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによって行われたユダヤ人大虐殺。600万人ものユダヤ人が、ユダヤ人であるというだけで強制収容所に送られ、虐殺されました。この出来事を「ホロコースト」と言います。その犠牲者の中には150万人もの子どもがいたと言われています。アンネ・フランクもその内の一人です。
当時、杉原千畝はリトアニアの日本領事館の領事代理であり、ホロコーストを逃れてリトアニアにやって来たユダヤ難民に日本通過許可証(ヴィザ)を発給したのです。ご存知のように日本はドイツ、イタリアと三国同盟を結んでいましたから、当然、ヴィザ発給の許可は下りませんでしたが、目の前で苦しむ人々を見捨てることはできず、彼はヴィザを発給することを決断したのです。発給されたヴィザは2,139通にのぼり、それによって6千人の命が救われたと言われています。
1985年に、この功績が称えられ、ユダヤ人国家であるイスラエルから、「諸国民の正義の人」賞が杉原千畝に贈られました。
この杉原千畝にスポットを当てた展示を開催いたします。
7/14-16(土-月祝)の3日間。時間は、10:00-17:00。入場無料です。駐車場やキッズスペースもありますので、ご家族揃ってお越しいただけます。
また、7/15(日)10:00-11:00には特別集会「正義と愛に生きる」を行います。聖歌隊の賛美と聖書の言葉に耳を傾け、平和を祈るひと時です。この時間は、展示をご覧いただくことができません。展示開始は11:30を予定しています。ご了承ください。
展示物は、広島県福山市にあるホロコースト記念館の所蔵であり、今年から全国各地での展覧会が始まりました。この機会に、ぜひお越しください。お待ち申し上げます。
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