プレゼントの基準

マタイによる福音書2:11

2:11 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。


 博士たちは救い主に3つの贈り物をささげましたが、ここで問題です。救い主のもとにやって来た博士たちは何人だったでしょうか?

 そんなの簡単、3人でしょ!?実は、正確にはわからないのです。

 贈り物が3つなので、3人と考えられていますが、聖書には3人とは書かれていません。「学者たち」と書かれていますから一人ではないことは確実ですが、2人だったかもしれません。「4人目の賢者」という映画もありましたから4人だったかも…、もっと多かったかもしれません。

 しかし、贈り物は3つでした。彼らは「黄金」「乳香」「没薬」の3つの贈り物をささげました。

 誰かにプレゼントする時、色々考えて、悩んで、迷いますね。どんな基準で選ばれるでしょうか?予算?自分の好きな物?相手が求める物?相手のためになる物?手作り?…基準は色々ありそうですね。

 博士たちはなぜ「黄金」「乳香」「没薬」を贈り物に選んだのでしょうか?大切な意味があったからです。博士たちの贈り物の基準、それは信仰です。3つの贈り物の中に救い主に対する博士たちの信仰が込められています。彼らは一人の幼子の前にひれ伏して、礼拝をささげ、贈り物をささげました。博士たちは救い主を礼拝の対象である神さまだと信じていたのです。これが本当のクリスマスです。God bless you!


聖イエス会聖霊教会

能登半島の西側、志賀町の富来にあるプロテスタント教会です。

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