12/22(日)クリスマス・ミュージカル

 12/22(日)のクリスマス・ミュージカル「聖なる夜」。聖書が伝える救い主誕生の物語をミュージカルで再現しました。また、今回は初の試みとして、教会のメンバー全員で行いました。歌が苦手という方も、これまで観る側だった方も全員参加でチャレンジしました。

★登場人物

・マリア…ヨセフのいいなずけで、救い主の母となったおとめ。

・ヨセフ…マリアの婚約者で、救い主の父となった男性。

・天使ガブリエル…救い主の誕生をマリアに知らせるために神から遣わされた天の使い。

・羊飼い…ベツレヘム郊外の野原で、夜、羊の番をしていたが、救い主の誕生を知って礼拝するためにやって来た。

・東方の賢者…救い主を礼拝するために遠い東の国からやって来て、贈り物をささげた。

★ストーリー

 舞台は今から約2千年前、イスラエルのベツレヘムというダビデの町です。ローマの支配下で苦しんでいた人々は、旧約聖書に預言されていた救い主を待ち望んでいました。しかし、救い主は多くの人々の予想に反して、意外な形で来られました。救い主は「ダビデの子孫」と言われ、かつて栄えたダビデ王の家系から生まれることが約束されていました。人々はローマの支配から解放してくれる力強い王としての救い主を想像していましたが、救い主は弱々しい赤ん坊となって、この世にお生まれになりました。エルサレムの王宮ではなく、ベツレヘムという小さな町の、馬小屋の飼い葉桶の中でした。そのため、救い主の誕生にもかかわらず、ほとんどの人が救い主の誕生を知りませんでした。救い主の誕生を知って、お祝いに駆け付けたのは、羊飼いと東方の賢者だけでした。

 ある日、天使ガブリエルが救い主の誕生を予告するために、マリアに現れます。天使はマリアに救い主が彼女から生まれることを告げるのです。マリアは驚き戸惑いながらも天使の言葉を信じます。この瞬間、救い主はマリアの内に宿りました。やがて月が満ちて、マリアの出産の時期を迎えます。ちょうどその頃、ヨセフはマリアと共に故郷の町ベツレヘムに帰っており、宿屋には彼らの泊まる場所がありませんでした。そして、救い主は家畜小屋の飼い葉桶の中にお生まれになったのです。その夜、ベツレヘムの郊外で羊の番をしてた羊飼いのもとに天使たちが現れ、救い主の誕生を告げました。羊飼いたちは急いで出発し、救い主を探し当て、礼拝をささげました。また、東方の賢者たちも救い主誕生を告げる不思議な星に導かれて、救い主のもとにやって来て、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげました。

聖イエス会聖霊教会

能登半島の西側、志賀町の富来にあるプロテスタント教会です。

0コメント

  • 1000 / 1000