77億分の1
アンネのバラがもうすぐ咲きそうです。蕾が赤く膨らみ、開き始めました。蕾の数を数えてみると、全部で383個ありました。これからもっと増えていきます。しかし、同時に蕾を守る戦いがもう始まっています。蕾を食べる虫たちがいます。蕾の付け根から折られてしまうこともあります。アンネのバラはただ単にきれいな花を咲かせるだけでなく、アンネ・フランクの平和への願いが込められていますから、その1つ1つの花がとても貴重で、大切です。383個あるから1つくらいいいじゃないかとはなりません。
さて、現在この世界には約77億人もの人々がいます。そして、今回の新型コロナウイルスによって、その内の約30万人(5/15時点)もの人々が命を失いました。77億人の30万人、それは割合では約0.004%です。数値的にはごくわずかな人数のように感じてしまいますが、神さまはたった1人も亡くなることを望んではおられません。
77億人の中の1人というのは、約0.00000001%です。もう限りなくゼロに近いですね。77億人というのは現在ですから、これまでの過去、現在、これからの未来まで含めると、どれくらいゼロが並ぶかわからないですね。しかし、神さまにとっては比率ではなく、私たち1人1人です。
親にとって、自分の子どもを失うことほど大きな悲しみはありません。その子は1人しかいない、その子に代わる存在は1人もいないからです。
神さまにとって私たちはそのような存在、大切な我が子なのです。そして、私たちのために、神さまは独り子であるイエスさまを私たちに与えてくださったのです。ここに神さまの私たちへの計り知れない大きな愛と自分の価値を見い出すのです。
神さまは確かにあなたを愛しておられますよ。God bless you!
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