塩狩峠

 オープン礼拝のテーマは「塩狩峠」でした。そこから、私たちが生きていくために必要なものについて考えました。それは愛です。

 1909年2月28日、北海道の塩狩峠で鉄道事故が起こりました。塩狩峠を上る汽車の最後尾の客車の連結器が外れ、峠を逆走し始めたのです。その客車に鉄道員であり、クリスチャンの長野政雄さんが乗っていました。ブレーキがきかない客車を止めるために、長野さんは線路に飛び込み、自分の身体で客車を止め、乗客のいのちを救いました。


■ 新約聖書 ヨハネの福音書 15:13

15:13 人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。


 長野さんの行為、それは愛でした。しかも、最も大きな愛です。そして、それはイエス・キリストの姿そっくりです。イエス・キリストは私たちのために十字架にかかり、いのちを捨ててくださいました。十字架は神さまの愛の目に見える形です。神さまは私たちをそれほどに愛してくださっています。この神さまの愛を知って、私たちも生きていけますように。

 God bless you!

聖イエス会聖霊教会

能登半島の西側、志賀町の富来にあるプロテスタント教会です。

0コメント

  • 1000 / 1000